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エリーゼさんを分解（３）
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■「エリーゼのために」のメインテーマに使うコードは、
　１・Ａｍ：ラドミ
　２・Ｅ７：ソ♯レミ　※（ミソ♯レ）
　３・Ｃ：ソドミ　※（ドミソ）
　４・Ｇ７：ソシファ
　の４つです。

　と、前回までのお話でした。

今回は、楽譜を見ながらお話します。

http://www.aisis-beeplus.com/piano/lalala/58_1.html

まずは少々コムズカシク、楽譜の分析・・・。

★この曲は３/８拍子。

曲の一番初めに数字が書いてあるのがそれです。
意味は・・・。

１小節（線と線で区切られた部屋）に８分音符３つ分の長さだけ音符を入れること
が出来る、ということ。音符の組み合わせは自由！

この曲では、１６分音符というヒゲが２本ついている音符が多いですね。

★ただし、曲の最初は、音符二つが飛び出ています。音楽専門用語で
「弱起（じゃっき）」（かっこよく「アウフタクト」って言えるといいですねぇ）。
なので、カウントは次の小節から１．２．３　・・・と数えます。

◆◆　さて、今回注目していただきたいのは、左手です。

ホームページの楽譜を見てください。
赤く囲んでいる左手の音を拾って、上に掲載したコードネームから、近いものを選
んでみましょう。

ふんふん・・・。

ね、なかなか出来るもんでしょ。

答えは・・・
http://www.aisis-beeplus.com/piano/lalala/58_2.html

「エリーゼのために」の右手は弾けるんだけどなぁ・・・という方、
　がんばって
　１・Ａｍ：ラドミ
　２・Ｅ７：ソ♯レミ　※（ミソ♯レ）
　３・Ｃ：ソドミ　※（ドミソ）
　４・Ｇ７：ソシファ

を
・左手でジャーン！と一度に押さえる練習を。　または、
・自動伴奏付のキーボードで指一本で、　はたまたあるいは、
・ギターのコードを弾ける人とセッションで、

と楽しんでみてください。
クラシック曲も分解してみれば、日ごろ接している音楽に近いことを感じることが
出来ますね。

考えてみれば、クラシックは昔の貴族たちの流行曲だったのですから、
自分から近づいていけば、案外楽しかったりする・・・かも。

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