ピアノ（ぴあの）初心者応援サイト ピアノ上達 ピアノ入門 簡単ピアノ 楽譜 読み方 ピアノアレンジ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ナチュラル、ダブル♯、ダブル♭
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
前回は「シャープ」と「フラット」の基本のお話をしましたが、いかがでしたか？
今回は「ナチュラル」と「ダブルシャープ」、「ダブルフラット」のお話です。

■「ナチュラル」（本位記号）
パソコンのキーボードでは表現できませんが、
「　互　」という字の上下の横線を取ったような形です。

これは、調号や臨時記号で指示したシャープやフラットなどの変化記号を取り消す
記号です。
前回、臨時記号が小節内にある場合、同じ音はその臨時記号は有効ですよ、と
お話しましたが、ナチュラル記号がある場合は、その臨時記号を解除して、元に
戻しましょう、となります。

・　シ（フラット）、シ（ナチュラル）、ド〜　

と、半音ずつあがっていくようなメロディに使用されていることがありますね。


■「ダブルシャープ」（重嬰記号）
　　　これもまたキーボードでは表現できませんが、
　　　「×」のそれぞれの先に小さな■をつけたような形です。

　　文字通り、その記号がついている場合は２つ分半音上げます。
　　　ドのダブルシャープはレと同じ高さですが、区別します。

■「ダブルフラット」（重変記号）
　　　この表記は簡単「♭♭」と二つ並べます。

　ご想像どおり、その記号がついている場合は２つ分半音下げます。


ダブルシャープ、ダブルフラットはあまり出てくる機会がないですが、
もし出会ったら慌てずゆっくりと位置を確認してくださいね。

ちなみにバーチャルピアノ教室を運営しているアイシス・ビープラスの「アイシス」
とは「ラ」のダブルシャープをドイツ語読みした名前です。

＜＜前のコラムへ

ピアノ超超入門 トップへ

次のコラムへ＞＞