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夢見るピアノ「超」入門:3
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前回は、5本の指で隣同士の音を順番に弾いてみました。
きれいな音で弾けましたか?指は1本ずつ動いたかな?
さて、今回はメロディを弾いてみます。
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第1章−4:左手でメロディを弾こう−左手でヒラヒラ・・・
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前回は右手の練習をしましたが、いかがでしたか?
さて、今回は「左手」に挑戦です。
練習曲は誰もが知っているあの曲、「ちょうちょう」です。
右手でならカンタンに弾ける方も、今回は左手で弾いていただきます(^^)。
さて、この曲、日本には明治初期にアメリカから、これはスペイン民謡ですよと言われて入ってきたそうです。「ちょうちょう」の歌詞は野村秋足という人が作り、小学唱歌として全国に知られるようになりました。
でも、本当は前回ご紹介した曲と同様ドイツ生まれの曲だったのです。
しかもタイトルが「ハンスちゃんが、ひとりで」と言います。
歌詞の始まりはこんな感じ
「ハンスちゃんがー ひとりでー トコトコ 遠くへ いっちゃったー」
大学時代にこの歌詞で歌わなければならないことがあって、慣れるのに一苦労したというか、笑ってしまって歌えませんでした。
さて、左手の指番号を確認します。
右手と同様、親指から順に1,2,3,4,5番です。
この曲は「ソ」の音から始まります。1番の指から弾き始めますよ。
楽譜は、前回同様ホームページからリンクさせていますので、ぜひご覧くださいね。
練習の方法:−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1)楽譜を見ていきなり弾き始めないで、楽譜を読んでみましょう。
むずかしいなぁ、と思ったら、プリントアウトして鉛筆で音名(ドレミ)を書き込んでもいいですよ。
2)音名を覚えましょう。
覚えている人も多いと思います。ここはラクショウ?
3)歌詞を覚えましょう
チャレンジャーは「ハンスちゃん」バージョンで!!!
4)では、ピアノで弾いてみましょう
今回、「ソ」以外からの音で弾き始めてるのは、あと3つの音があります!
まずは楽譜を見てください。
今回は「ヘ音記号」の楽譜です。
ピアノの弾くとき、左手は「ヘ音記号」で書かれていることが多いです。
音域が右手よりも低いところで弾くことが多いため、低音域の音符を表現しやすい「ヘ音記号」が利用されます。今回は音符に音名を書き込みましたので、参考にしてくださいね。
「ちょうちょう」とほぼ同じですが、終わりの音などが違います。
ドレミでしっかり覚えて次のステップに進みます。
「ソ」の音から弾き始めて、うまく弾けた人は、
「シ」
「ミ」
「ラ」
それぞれの音から始めて、うまくハンスちゃんがおうちへ帰れるように、きれいに弾いてあげてくださいね。
ちなみに「ソ」から始めると「ハ長調」
「シ」からは「ホ長調」
「ミ」からは「イ長調」
「ラ」からは「ニ長調」
で弾けたことになります。
うまく弾くには、変な音だなぁと思った音を黒い鍵盤にするコト!
これで弾けたら歌伴奏の達人になれるかも!!!
次回は両手でメロディ演奏します!